暑中お見舞い申し上げます

kawara

2017年08月29日 11:05

沖縄といえば海赤瓦の印象が感じられるのではないでしょうか

現代では、観光地、公共施設、住宅にも多く使用されている赤瓦

なんと赤瓦の使用が解禁されたのは明治22年それまでは「高貴な色」として

首里城や王府、役所、神社などだけに使用されていたんです。

では、「高貴な色」と言われ続けている赤瓦はなぜ赤いのでしょう

沖縄本島には「クチャ」という粘土があります。

クチャは黒色の土ですが水を加え成形し40日ほど乾燥しその後窯で素焼きにします

すると鉄分が酸化し、独特な朱色が生まれます。

漆喰の白と赤瓦のバランスで伝統的な景観になるのです

焼成前の瓦がこちら



これは成形直後の瓦になります
これから乾燥し、窯でやきます

そして、完成後、漆喰とのバランスがとても伝統的ですばらしいですね

*伝統美のある住まいづくり*
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